ふと歩いているとブルンブルンと颯爽と横を過ぎ去っていくバイカーさん達…
バイクってかっこいいですよね(唐突)
乗ってみたい気持ちは高まっているのだけど、
近くにバイクに乗っている人もいないし、かといって免許もないからサークルとか入れないし、、、
そもそも何から始めればいいのだろうか…
そんな『バイクに憧れているけど、何から始めるのがいいかわからない!』といった方へ
数か月前まで同じように憧れ、くすぶっていた筆者がどうやって3か月でバイカーになったのか。
筆者の実例を元に紹介していきたいと思います!
まだ見ぬバイカーさん達の一助になれば幸いです。
バイクに乗るために何から始めるか
バイクに乗って何がしたい?
バイクに乗りたいと思ったみなさんはどんなきっかけで「バイクに乗りたい!」と思ったのでしょうか?
筆者はたまたまyoutubeを見ている時に「こつぶチャンネル」のこつぶさんが、バイクで日本一周している動画を見たのがきっかけでした。
自分の住んでいる国のまだ見たことのない景色がこんなにあるのか!、バイクってこんなにかっこよくて楽しいものなのか!と感じて興味を持ちだしました。
「これは年を取ってからでは体がもたない!」とも思いましたね。
人によってバイクに興味を持つきっかけは様々かと思います。
『バイクの形に惚れた』
『好きなyoutubeのバイク乗りがいる』
『友達がバイクの免許を取った』
どんなきっかけもとても素晴らしいと思います。
ただまず知らなければいけないのは、ひとえにバイクと言っても非常に多くの種類があることです。
- スポーツ
- アメリカン
- スクランブラー
- クルーズ などなど…
また排気量の違いもあります。
- 50cc
- 150cc
- 250cc
- 400cc
- 750cc
- 1000cc などなど
これだけ違いがあると、自分のやりたいことをしたい時に向き不向きが出てきます。
例えば、
『高速道路で颯爽と駆け抜けていくバイクがかっこいい!』
というのであれば、アメリカンや低排気量のバイクではまったく満足できないでしょうし、
『長距離をゆっくり仲間と一緒に走りたい』
であれば、250cc以下のバイクでは高速道路を走れない為、ツーリング自体ができないでしょう。
また、
『バイクでキャンプしたり旅をしたい』
という方は、スポーツタイプでは積めるスペースが狭い為、十分な荷物を持っていくことが難しいかもしれません。
そのため、まずは『自分がバイクで何をしたいか』を考えておくこと、
そして、『その目的にはどんなバイクが合っているのか』を調べておくことはとても大切です。
どんなバイクがあるか調べてみよう!
さきほどもありましたが、バイクには非常に多くのスタイルと排気量があります。
バイクによってできることできないことがあるので、まずはどんな種類があるのか調べてみることをおすすめします!
- インターネット
- SNS
- youtube
- 隣に停まったバイクを観察 など
筆者はスポーツタイプの形やガチガチのバイクウェアがあまり好きではなかったので、他に見た目のかっこいいバイクはないかなと探していたところ、アメリカンバイクに辿り着きました!
もともとジーンズやミリタリーも好きだったので、
普段着に近い服装で乗れそうなのもポイントでした。
インターネットで調べてみると先人のバイカーさん達がバイクの種類や似合う服装までまとめていると思うので、参考にしてみてください!
調べていくうちに自分の好きなバイクや、理想の乗り方をしているライダーさんに出会えるかも…
- 見た目は結構大事!
やりたい目的とバイクの相性が悪くても、カスタムやDIYで何とかしている人たちがたくさんいます。気に入ったバイクに乗るのはテンションも上がるし、頻繁に買い替えることは難しいので、妥協は禁物です(笑)
実際にバイクを見に行こう!触ってみよう!
バイク屋さんに行ってみる!
まだ免許もないし、買うバイクも決まってないのに見に行くの?なんて思わないでください。
むしろ『買うバイクが決まってないからこそ見に行く』のです!
バイクに限りませんが、ネット通販とかで購入していたものが、実際に届いたら微妙だった…なんて経験ありませんか?
ぼくはよくあります…お金の無駄…
バイクは安くても数十万はかかる買い物になります。
自分が気に入ったり、理想だ!と思って決めていたバイクが、実物を見たら『なんか違った…』となったら嫌ですよね。
大手の中古店であれば様々な種類のバイクを置いているし、理想と現実のギャップを少しでも埋めていくことができます。
新たな発見もあるかもしれないですね!
そしてぜひ、バイクにまたがってみてください!
バイクの形、シートの形状、ステップやハンドルの位置、またがった視点から見たバイクのかっこよさなど、いろんなポイントで発見があるはず!なによりバイカーになった気分で楽しい!
さらに言うのであれば、またがった時の自分を写真や鏡で見てみてください!
バイクって基本はライダーが乗って走っているので、バイクとライダーはセットなんです。
もちろん好きなバイクだから乗るだけでもいいのですが、筆者はバイクにまたがった時の全体のバランスを大事にしていたので、写真を撮って確認してました(笑)
- 写真をモチベーションアップに使える!
写真は道具の準備の時にも役立つのですが、教習がうまくいかない時などに見返すことでモチベーションを保つことができますよ。
店員さんの話を聞いてみる!
ただ初心者がバイク屋さんに行くと困ることがあります。
それは、『バイクを見てもそのバイクの性能やメリット・デメリットが見えないこと』です。
いくら見た目が良くて絶対これに乗る!と思ったとしても、
例えば年式の古いバイクなどは手入れの手間やトラブルが思ったよりも多いことがあります。
初心者ではその判断は難しいので、素直に店員さんの話を聞いてみましょう!
筆者は最初にレッドバロンに行ってみたら人当たりのいい店長さんに出会いました。本当にバイクが好きな方で、良いところも悪いところも包み隠さず話してくれました!
「バイクが好きじゃなきゃこの仕事続けられませんよ!」
という言葉は今でも覚えているなぁ。
あたり外れはあるかもしれませんが、安心できる店員さんに出会えればたくさんの情報をGETできます。
- 『初心者でこれからバイクに乗りたいと思っている』
- 『バイクに乗れたらこんなことがしたいと思っている』
など現在の状況や、やりたいことを伝えてみましょう!きっと力になってくれるはず!
- ついでにそのお店で買った時のサービスなども確認しておきましょう!
例えばレッドバロンでは、バイクを購入された方向けに免許取得を援助するサービスがあります!
ただでさえお金がかかる趣味なので、少しでも安くできるのはありがたいですね。
実際に乗るためには免許が必要
通いやすい免許センターを探そう!
乗りたいバイクがある程度決まって、後は免許を取るだけ。。。
そこまで来た方はいざ免許センター探し!
Googlマップとかで検索するとすぐに見つかります。
ここで大事なのは、『通いやすさ』です。
高いお金を払っていざ入校しても、通いやすくないと続かないんですよね…
また気持ちの問題だけでなく、教習所は学校と違って授業時間への遅刻には非常に厳しいです。
筆者の通っていた教習所は、教習時間の30分前から『自分の乗るバイクを予約する』システムがあり、必ず授業開始の10分前までに登録することが必要でした。
例え1分遅れただけでもその予約した授業には出ることはできないので、通いやすさは非常に大切です。
さらに、遅刻するとキャンセル料が発生して、だいたい一回分の授業料金(4000円くらい)を支払わなければならず、『乗れない&お金を失う』といった悲惨な状況に陥ります。。。
実際に目の前で遅刻した人を見て、絶対遅刻しない!と心に誓いましたね(笑)
遅刻だけでなく、予約のキャンセルについても『前日の18時以降のキャンセルは料金が発生する』といったこともあるので、あらかじめホームページや説明会の際に確認しておきましょう!
- どういう条件でお金が発生するのか、細かく確認しておこう!
分からない時は受付の方に聞いてみたり、電話で問い合わせると細かく教えてくれますよ。
必要な金額を確認しておこう!
通いやすい免許センターを見つけたら、入学金がいくらかかるのか確認しておきましょう!
自分の持っている免許によっては、料金が安くなったり、必要な授業数が減るのでぜひ確認してください。
ちなみにホームページに乗っている授業料はあくまで『最低料金』です! ※ここ重要
この授業料の中には教習料、検定料、効果測定料などいろんな料金が含まれているわけですが、
さきほど触れたキャンセル料や、教習内で失敗を繰り返してやり直しになったりすると、その回数分の料金が加算されるわけです。
そのため、『絶対最低料金で卒業してやる!』といった方は、
- その日の内容を復習してイメトレする
- 教習本を読む
- youtubeの解説動画を見る
- 教習と教習、教習と検定の間をあまり開けずに受講する など
教習以外の部分でも努力することをお勧めします!
- 自信のない方はお金に余裕を持っておけるといいですね。
また証明写真代や、お昼をまたぐなら昼食代や飲料代など意外と出費がかさむので
『消えても支障がないお金』として余分に用意しておきましょう!
必要な道具を用意しておこう!
教習所へ入校すると、バイク教習時の服装や必要な道具について説明があります。
大体の教習所で指定されているものとしては、
- 長袖、長ズボン
- グローブ(※軍手不可のところもある)
- くるぶしまである靴
といった感じで、肌の露出を必ず抑えるよう配慮する必要があります。
また、ヘルメット、プロテクター(胸、肩、ひじ、膝)、カッパは貸し出してくれるので、
『最低限の予算しか出さん!』
『ヘルメットとかはバイクが決まってから合ったものを揃えたい!』
といった方は軍手+レンタルといった形でもいいと思いますし、
『乗るバイクが決まっていて、ヘルメットも目星をつけた』
『身に着けるものだし、人の使ったものを使うのは気が引ける』
という方は自分に合ったものをあらかじめ調達してもいいかもしれないですね!
筆者は乗るバイクを先に決めていたので、ヘルメットとグローブ、ブーツはあらかじめ用意しました。
レンタル品は消毒してたけど、ぼく自身も汗をたくさんかくし、
次の人にも申し訳なくて自分のを買いました;;
教習所の基準に合っていれば問題ないので、
自分の状況や気持ちに合わせて用意しておきましょう!
- 服装は外気温マイナス5~10℃くらいを目安に!
気温が20度くらいだと車や徒歩なら「少し涼しくて過ごしやすい」程度ですが、
バイクは風の影響をもろに受けるので、外気温よりも寒く感じます。20度前後だとマイナス10℃くらい、30度前後だとマイナス5℃くらいを目安に服装を用意できるといいですね。 - おすすめは、【長袖インナー → 半袖 → パーカー】
レイヤリングしておくことで、脱いだり着たりして服装で温度調節できます!
免許が先?バイクが先?
筆者の実例
さぁ、ここまで『ガチの初心者がバイクを始めるまでにできるといいこと』を話してきました。
意外と考えておくことが多くて何から始めようか悩む方もいますよね。。。
ちなみに筆者が実際に取り組んだ順番はこんな感じ。
- バイクの種類や排気量、免許の種類などを調べる
- 大手の中古バイク店を2,3店舗回って、実物を見てみる
- 店員さんの話を聞く
※ここでエンジンのかけ方がいくつかあることを初めて知りました!! - 家に帰って欲しいと思ったバイクについて調べる
- 気に入ったお店にもう一度行って、バイクを決める
- 教習所を調べてからヘルメット、グローブ、靴を用意
- 教習所へ入校
筆者は早くバイクに乗りたかったので、お休みの日に動き回りまくって、だいたい1か月でこの流れを終えました(笑)
今思えば休日なのに休んだ気がしなかった…
バイク用品店にも何度も通ったし、今思うと「なんでこんなに急いでいたのだろう」と思いますが、
そのおかげで「バイクに乗りたい!」と思ってから3か月以内で乗ることができました!
ただ普通の方はもっと時間をかけてもいいかもしれないですね。
- 自分に合ったペースで進めましょう!
大きなお金がかかっているので、自分は何を大事にしたいのかを考えながら、自分のペースに合った進め方を考えてみてくださいね。
まとめ
今回は実際にガチの初心者だった筆者が「バイクに乗りたい!」と思ってからの行動や、大切なポイントについてお話してきました。
いかがでしたか?
この記事を読まれている方は何かしらをきっかけに「バイクに乗りたいと思った」という方が多いかと思います。
現在、筆者はバイクでツーリングに出かけたり、ソロキャンプをしてみたりと、様々なことにチャレンジしていますが、本当に楽しいです!
考えること、用意すること、教習をクリアすること等、やらないといけないことは多くありますが、
その先にはあなたの想像した楽しさ以上の経験がきっと待ってますよ。
この記事が少しでも、「バイクに乗りたい」を形にできるお手伝いとなっていれば幸いです。
いつかどこかでヤエーできることを楽しみにしています!
それでは、よきバイクライフを!
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